キルアの目に、光が宿っていく ―― 各編で見る変化の軌跡

ハンターハンター

キルアは言葉数が少なく飄々とした少年だからこそ、心情の変化は台詞よりも「目の描かれ方」に表れる。ここでは編ごとにその変化を振り返る。


ハンター試験編・天空闘技場編 ―― 空虚さを感じる目

余裕のある笑みの下で、目だけはどこか温度を感じさせない。暗殺者として育った処世術が、まだ感情を隠させている。

ヨークシン編 ―― 少し幼さのある顔へ

家族との対峙とゴンたちとの再会、幻影旅団との対峙の中で、仲間を思いやる描写が増えてきて目には優しさと共に幼さも感じられるようになった。

グリードアイランド編 ―― ゴンと並んで和らぐ顔つき

ゴンと一番密接に絡んでいたシリーズでもあるため。深刻な陰りも薄れていた。
ゴンとの対等な友情が、表情を自然にほぐしているように感じた。

キメラアント編 ―― キルアが精神的にも身体的にも成長を遂げる

ゴンの変貌を前に立ち尽くす目には、恐怖と無力感が濃く滲む。物語の中でキルアが悲しそうな顔をしている場面の多いシリーズである。
、と同時に正気を失いつつあるゴンを常に支えてあげながら討伐隊メンバーとしても周りをサポートするというかなり精神的に成熟した立ち回りを見せてくれた。

前までのシリーズに比べて目にすこしだけハイライトがかかってるようにも見える?

会長選挙編 ―― 幼さが抜けたようにも感じた

家族と決別しアルカと歩む決意の中で、幼い子どもっぽい目からどことなく少年らしい顔つきに成長しているようにもみえる。

暗黒大陸編・王位継承戦編 ―― そして、あの一コマへ

長い不在を経て今週の本誌でついに再登場した二人。そのわずか一コマに描かれたキルアの目は完全に妹を見守る優しいお兄ちゃんの目をしていた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました